啓発事業
国際問題シンポジウム
「地球温暖化と消えゆく島嶼国 紛争難民から環境難民へ」
今や地球は、紛争難民に加えて、地球恩高による水面上昇や気候変動による「環境難民」発生の危機に直面しています。この将来の難民問題解決のために、様々な分野の専門家によるシンポジウムを2007年11月JICA地球ひろばに於いて開催しました。
パネリストとして、下記4名が参加しました。
滝沢三郎:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表(元UNHCR本部財務局長、UNIDO財務部長)
野村彰男:早稲田大学大学院客員教授(元朝日新聞アメリカ総局長・国連広報センター所長)
山口洋一:NPO法人アジア母子福祉協会理事長(元ミャンマー、トルコ、マダガスカル駐在大使)
草野孝久:国際協力機構(JICA)広尾センター(地球ひろば)所長(元サウジアラビア所長、自然環境部計画課長)
また、コーディネーターとして五月女光弘・立教大学大学院兼任講師・外務省参与・NGO担当大使(元ザンビア・マラウイ駐在大使)が参加しました。
国際問題フォーラム
「地球環境の未来と日本の役割」
2008年5月、地球温暖化がもたらす環境破壊に対して、日本および国際機関はどう行動するべきかを考えるシンポジウムを開催。鴨下一郎環境大臣(当時)も出席され、この内容を踏まえ、同年7月に開催された「北海道洞爺湖サミット」に向けて環境省に提言を行いました。
パネリストとして、下記4名が参加しました。
大橋正明:恵泉女学園大学人間社会学部教授・学部長、国際協力NGOセンター(JANIC)理事長
北谷勝秀:NPO法人2050理事長、地球環境平和財団会長、元国連事務次長補・国連人口基金事務局次長
千葉百子:国際医療福祉大学薬学部教授、順天堂大学医学部客員教授
UA(ううあ):歌手。音楽活動の他、映画出演など、多岐にわたって活動
また、コーディネーターとして五月女光弘・立教大学大学院兼任講師・外務省参与・NGO担当大使(元ザンビア・マラウイ駐在大使)が参加しました。
日本・ウズベキスタン国際シンポジウム2010
2010年12月、ウズベキスタンと日本両国の市民団体、環境問題専門家、政治家による国際シンポジウムを、ウズベキスタン共和国大使館、衆議院議員村上誠一郎事務所と共に主催しました。
日本とウズベキスタン共和国の友好関係は、シルクロードの時代に始まり、建国以来両国関係は極めて良好で、更なる両国の友好と信頼関係を深める契機にしたいと開催しました。
ウズベキスタンからは7名の政治家や専門家が来日し、また日本側からも市民活動専門家、政治家、環境問題研究者など12名がパネリストとして出席し、総合テーマを「健全な市民社会の形成における日本とウズベキスタンの経験」とし、五月女光弘氏(前外務省参与)の司会により、最初に村上誠一郎衆議院議員、カラマトフ駐日ウズベキスタン共和国特命全権大使等の開会の挨拶に始まり、第1部会から第3部会まで、それぞれに専門的発表と熱心な意見交換が行われました。
第1部会は「日本・ウズベキスタンの市民団体による社会活動の紹介」と題して、田中哲二氏(国連大学学長上級顧問)、嶌信彦氏(日本ウズベキスタン協会会長)、友村自生氏(イオン1%クラブ事務局長)、山口洋一氏(元駐トルコ及び駐ミャンマー大使)、ウスマノフ市民社会研究所所長、フジャムベルディエフ上院議員などが、それぞれの活動について発表、質疑応答を行いました。
第2部は「日本・ウズベキスタンの国会議員による意見交換」と題して、ウズベキスタンからの2名の国会議員と、村上誠一郎衆議院議員(元国務大臣)、松原仁衆議院議員(海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員長)、鴨下一郎衆議院議員(元環境大臣)、石川ひろたか参議院議員(公明党国際局次長)、中山恭子参議院議員(元国務大臣)が超党派で活発な意見交換を行いました。
第3部会は「日本・ウズベキスタンの環境問題についてのディスカッション」と題して、ファイジェワ議員がアラル海における環境被害を中心に、中央アジアにおける環境バランスの保護について発表しました。また、千葉百子氏(順天堂大学客員教授)が日本の4大公害について報告するなど具体的な事例が語られ、石田紀郎氏(特定非営利活動法人市民環境研究所所長)、川端良子氏(東京農工大学国際センター准教授)との意見交換も行われました。
松濤国際塾の開催
2007年9月より世界の現状や国際貢献を学ぶ場として、松濤国際塾を下記講師等を迎え開催しています。
・山口洋一氏(元ミャンマー駐在大使)「公正不偏の視点から世界をとらえる」「ミャンマー情勢と今後の見通し」
・五月女光弘氏(元外務省参与)「国際協力ちょっといい話」「アジアを拓く日本のNGOの活躍」
・小山内美江子氏(脚本家)「愛が人を育てる」
・金子量重(アジア民族造形文化研究所長)「日本の国際的スタンスはもっとアジアに軸足を」
・今川幸雄(元駐カンボジア大使)「カンボジアという国-その歴史と文化」